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矯正歯科医院経営「相対評価と絶対評価」

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マインドセット
高橋信也

先日、あるクリニックのスタッフから「先生は、なぜ◯◯さんより私の評価は低いんですか?」と質問を受けました。

もし、このような質問がスタッフからでてきたら、どのようにお答えしますか?

 

小さな時から競争社会で育ってきた私たち日本人は、評価といえば相対評価と思っているのかもしれません。

クリニック経営でも他の先生のクリニックの契約数や売上と比較して、いろいろな感情を抱かれることが多いと思います。

もちろん、他者との比較も大切ですが、1年を振り返ることで自分自身を客観的に評価してみてはいかがでしょうか?

 

1) スケジュール帳を開き、アポイントを入れる

スケジュール帳にいつ今年を振り返るか、自分自身とのアポイントを入れいる。

ポイントは、時間を決めてしまうことです。To Do等ではやらない可能性が高いですので。

 

2) 1年前に考えていたこと

年初に立てた目標、やろうと思っていたことを記載しているものがあれば、それを使います。

もし、頭の中だけにしかなかれば、1年前のメールや1年前のあポイント帳を見ながら思い出してください。そして、リストアップします。

 

3) 振り返る

目標に対してどうだったか、他と比較するのではなく、目標を基準に評価しますので、自分自身にフォーカスすることができます。

「達成できたかor達成できなかった」また、実行しようと思っていたことが「できたのかorできなかったのか」単純にチェックしていきます。

 

4) 達成できたこと、できたことにフォーカス

達成できなかったことやできなかったことにピントを合わせるのではなく、達成できたこと、実行できたことにピントをあわせ、その要因を考えます。

うまくいったことにピントをあわせることで、来年の計画をスムーズにたてることができます。また、スムーズに実行できる可能性も高くなります。

 

さて、冒頭のスタッフからの質問に、僕は以下のように答えました。

「入社時期も違えば、役割も違うので、他のスタッフと比較して評価しているわけではないと思いますよ」