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矯正歯科医院経営「広告費の考え方」

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マーケティング
高橋信也

一般的に利益は、「利益」=「売上」−「経費」で表します。

売上を拡大して、経費を削減すると、利益は最大化するという計算式です。 しかし、この「経費」の考え方が、矯正歯科医院経営ではとても大切になります。

 

例えば、

・人件費を削減すると、削減した金額だけ利益は増えます

・広告費を削減すると、削減した金額だけ利益は増えます

しかし、売上が変わらなければ、利益も経費を削減した部分に限定されます。

矯正歯科医院経営では、この「経費」を2つに分けて考える必要があります。

・売上の増加に貢献する「投資」としての経費

・売上の増加に直接貢献しない「費用」としての経費

 

費用は削減してもかまいませんが、投資の削減は好ましくありません。投資の代表的なものとして、「広告費」があげられます。

 

例えば、20万円の広告の提案が代理店からあった場合、

・20万円も使うと利益が20万円減るな・・・

・20万円の投資でいくら売上に貢献するかな・・・

 

どう考えますか?

安い広告費だからOKではなく、 いくら回収できるかな、という視点で考えて頂ければと思います。