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矯正歯科医院経営「治療費」

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戦略
高橋信也

矯正歯科医院の売上をもっともシンプルにすると、「初診相談数」×「成約率」×「単価」になります。

「初診相談数」を増やすこと、「成約率」を上げることに関しての取り組みはしていても「単価」治療費に関しては、ノーケアな場合が多いです。

それは、保険診療の影響が大きいと思います。

保険診療の場合、点数によって単価が決められているために、単価を上げることができないからです。

 

ディスカウンターの戦略は間違っていないか?

矯正歯科治療、インプラントなど治療費をかなりディスカウントしているクリニックもありますが、僕には理解できません。

もちろん、院内で単価アップできる仕組みがあれば別ですが。

Before) 治療費80万円、利益率30%、利益24万円

After)    治療費64万円、利益率12.5% 利益8万円

治療費を下げた金額は、今まですべて利益の部分になりますので、16万円の利益がそのままなくなることになります。

 

逆に単価を10%アップすることができれば、そのアップした金額がすべて利益になります。

 

開業時になんとなく決められた治療費。単価をアップさせる方法がないか、考えてみて下さい!