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矯正歯科医院経営「商品説明より大切なこと」

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マーケティング
高橋信也

先日、セレクトショップにコートを買いに行ったときの話。ショップに入って、すぐに店員さんが声を掛けてくるのは、あまり好きではありませんが、商品を手にとったときには声をかけてほしいと思う派です。

願ったとおり、コートを手に取ったときに声を掛けてくれました。

店員さんは、

「仕事でご利用ですか?」

「スーツスタイルですか?」

「電車に乗ることは多いですか?」

「着るのは通勤のときだけですか?」

「どのようなバックを使われていますか?」

などなど、商品説明することなく、色々聞いてきました。

 

そして、
「それならこのコートがおすすめですね!」と手に取ったものとは違うコートを持ってきて、なぜこれがおすすめなのか、説明が始まりました。

 

商品説明よりも大切なこと

矯正治療を商品と考えた場合、いかがでしょうか?

患者さんへの説明が商品説明ばかりになっていませんか?矯正治療をしたいわけではなく、◯◯を手に入れるために矯正治療をしたいのです。

 

この◯◯の部分を把握してから商品の提案、説明に入ることで、患者さんの初診カウンセリングの満足度は高くなります。

 

「なぜ、矯正治療をしようと検討しているのか?」

 

患者さんの心の声に耳を傾けて頂ければと思います。