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矯正歯科医院経営「イベント開催」

夏休みに入り、縁日などのイベントを開催している矯正歯科医院も年々増えてきています。 このイベントの開催目的は、二つあります。   1. 治療中の患者との関係性の強化 コミュニケーションは、「質」×「時間・回数」から成り立っています。 患者数が多いクリニックになればなるほど、普段の診療での患者とのコミュニケーションの時間は短くなります。 治療についてのコミュニケーションは最低限とれていても、治療以外のコミュニケーションさける時間がない場合には、イベントの活用は効果的です。   イベントでは、コミュニケーションの「質」と「回数」のどちらも高めることができます。 治療での来院の場合には、治療内容を通してのコミュニケーションになりますが、イベントの場合、治療以外でのコミュニケーションになります。 そのため、塾のこと、スポーツのこと、学校のことや友達のことなど、患者のことを深く知ることができます。   また、患者のことを知るだけではなく、先生のパーソナルな情報を発信しやすいため、治療中の先生とイベントの先生にギャップが生まれてきます。   診療室ではあまり話さないようなこと、趣味や休日の過ごし方、家族のことなどを話ことで、患者との距離感は一気にちかくなります。     2. 患者紹介の促進 口コミは、ギャップから生まれます。人に話したい内容は、ねえねえ聞いて・・・というネタです。 もちろん、矯正歯科医院でイベントを開催しているということもギャップですので、口コミネタとしては十分です。   さらに効果を高めるためには、◯◯な矯正歯科医院と口コミをしてほしい◯◯な部分を事前に決めておき、イベント中になにげなく、伝えていきます。 例えば、 ・1年前から予約しないとイベントに参加できない矯正歯科医院 ・歯医者嫌いだった子供達が楽しみながら通院している矯正歯科医院 など。 「イベント楽しかったね」で終わらせずに、口コミしやすいようにこちらでお膳立てをしておくと、更に効果的です。    
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矯正歯科医院経営「初診相談後のフォロー」

夏休みに突入し、子供の矯正治療の相談は一気に増えます。 もし、夏休みに入っても初診相談数が伸び悩んでいる場合、初診相談のみ受診し、精密検査に進まれてない患者にアプローチしてみてはいかがでしょうか?   初診相談後、精密検査に進んでない方は、 (1) すでに他のクリニックで治療を開始している (2)まだ、矯正治療を検討している のどちらかになります。   矯正治療を検討している場合、矯正治療をはじめるためのハードルをクリアできていない可能性が高くなります。 もう一度、聞きたいことがあるけど、時間が経っているので聞きにくなどの理由で、患者からクリニックにアクセスがあることはほとんどありません。   そこで、こちらから再相談のオファーをします。 1年ぐらい遡ってリストアップし、ハガキでアプローチしてみてください。 夏休みという連絡する理由がありますので!  
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矯正歯科医院経営「アクセス解析」

矯正歯科医院のホームページ。 郊外や地方都市であれば、一般歯科からの紹介を集患の柱にされているところもありますが、都心部であれば、ホームページが集患の柱になっています。 集患の柱であるホームページであるにもかかわらず、現状の課題を分析し、対応策を常に実施しているクリニックは少ないように感じます。 もし、アクセス解析の設置をされていなければ、無料のGoogle Analyticsの設置をお勧めします。 Google Analyticsでは、様々な角度からデータを見ることができます。 昨年の7月のデータをみると、デスクトップ(PC)からのアクセスがモバイル(スマホ)からのアクセスよりも多かったですが、今年の6月のデータをみると、スマートフォンからのアクセスが多く、完全に逆転しています。   スマートフォンサイトがないクリニックは、ぜひ対応したいところです。 また、ホームページを管理されている会社との打ち合わせで、PCサイトのみではなく、スマホサイトを見ながら改善点の打ち合わせをして頂ければと思います。 アクセス解析を見る時間をぜひ確保して頂ければと思います。
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矯正歯科医院経営「広告費の考え方」

一般的に利益は、「利益」=「売上」−「経費」で表します。 売上を拡大して、経費を削減すると、利益は最大化するという計算式です。 しかし、この「経費」の考え方が、矯正歯科医院経営ではとても大切になります。   例えば、 ・人件費を削減すると、削減した金額だけ利益は増えます ・広告費を削減すると、削減した金額だけ利益は増えます しかし、売上が変わらなければ、利益も経費を削減した部分に限定されます。 矯正歯科医院経営では、この「経費」を2つに分けて考える必要があります。 ・売上の増加に貢献する「投資」としての経費 ・売上の増加に直接貢献しない「費用」としての経費   費用は削減してもかまいませんが、投資の削減は好ましくありません。投資の代表的なものとして、「広告費」があげられます。   例えば、20万円の広告の提案が代理店からあった場合、 ・20万円も使うと利益が20万円減るな・・・ ・20万円の投資でいくら売上に貢献するかな・・・   どう考えますか? 安い広告費だからOKではなく、 いくら回収できるかな、という視点で考えて頂ければと思います。
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矯正歯科医院経営「基準」

矯正歯科医院経営の『基準』 目の前の課題を一つ一つクリアしていくことは、大切です。しかし、その前に課題はなんなのか、明確にしておく必要があります。 課題を課題として認識するためには、基準が必要になります。 この基準を明確にしておかないと、そこまで大きなことではないのに、時間ばかりかけてしまう。。 大きな課題なのに、先送りしてしまう。。 ということが起こります。   矯正歯科医院の売上方程式 矯正歯科医院の売上は、 「初診相談数」×「成約率」×「平均単価」で表すことができます。 この3つに基準を設けることが、課題を課題として認識する第一歩になります。   1.初診相談数 ・毎月何名の初診相談を目標(基準)にするのか ・初診相談数の来院経路毎の目標(基準)にするのか   2.成約率 ・初診相談に来られた方のうち、何パーセントを目標(基準)にするのか   まずは、この3つの基準を設けることが大切です。 そして、その基準に従って、良かったのか、悪かったのか、判断することで今やるべきことが明確になります。