MENU

BLOG
ブログ

,

矯正歯科医院経営「スマートフォン」

あけましておめでとうございます、高橋信也です。 本年もよろしくお願いします。 1月12日に矯正歯科医院経営者勉強会、1月14日、15日に矯正歯科医院コーディネーター勉強会の開催をひかえ、トップギアで新年を迎えています!   スマートフォンからのアクセス数の推移 2012年から2014年のアクセス数の推移をみていきたいと思います。 2012年12月・・・desktop(72.97%)mobile(22.44%)tablet(4.58%) 2013年12月・・・desktop(37.38%)mobile(57.54%)tablet(5.08%) 2014年12月・・・desktop(24.32%)mobile(71.37%)tablet(4.31%) 昨年の12月には、スマートフォンからのアクセスが7割を超えてきており、スマートフォンからの検索に対する取り組みは絶対に必要な状況です。初診相談の予約もスマートフォンからの予約が8割を超えているクリニックもありますので。   Googleのモバイル検索 Googleのモバイル検索(スマートフォンでの検索)で、12月中旬から検索結果に、「スマホ対応」という表示がでるようになっています。この表示が検索順位、クリック率等にどのように影響してくるか、まだわかりませんが、対応しておきたいところです。   Googleからは、以下の条件を満たしていれば表示される可能性が高いとアナウンスされています。 ・携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと ・ズームしなくても判読できるテキストを使用していること ・ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること ・目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること   また、以下のアドレスからモバイルフレンドリーテストができますので、試してみてください。 https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/   スマートフォンへの対応がまだのクリニックは対応されることをオススメします!  
,

矯正歯科医院経営「相対評価と絶対評価」

先日、あるクリニックのスタッフから「先生は、なぜ◯◯さんより私の評価は低いんですか?」と質問を受けました。 もし、このような質問がスタッフからでてきたら、どのようにお答えしますか?   小さな時から競争社会で育ってきた私たち日本人は、評価といえば相対評価と思っているのかもしれません。 クリニック経営でも他の先生のクリニックの契約数や売上と比較して、いろいろな感情を抱かれることが多いと思います。 もちろん、他者との比較も大切ですが、1年を振り返ることで自分自身を客観的に評価してみてはいかがでしょうか?   1) スケジュール帳を開き、アポイントを入れる スケジュール帳にいつ今年を振り返るか、自分自身とのアポイントを入れいる。 ポイントは、時間を決めてしまうことです。To Do等ではやらない可能性が高いですので。   2) 1年前に考えていたこと 年初に立てた目標、やろうと思っていたことを記載しているものがあれば、それを使います。 もし、頭の中だけにしかなかれば、1年前のメールや1年前のあポイント帳を見ながら思い出してください。そして、リストアップします。   3) 振り返る 目標に対してどうだったか、他と比較するのではなく、目標を基準に評価しますので、自分自身にフォーカスすることができます。 「達成できたかor達成できなかった」また、実行しようと思っていたことが「できたのかorできなかったのか」単純にチェックしていきます。   4) 達成できたこと、できたことにフォーカス 達成できなかったことやできなかったことにピントを合わせるのではなく、達成できたこと、実行できたことにピントをあわせ、その要因を考えます。 うまくいったことにピントをあわせることで、来年の計画をスムーズにたてることができます。また、スムーズに実行できる可能性も高くなります。   さて、冒頭のスタッフからの質問に、僕は以下のように答えました。 「入社時期も違えば、役割も違うので、他のスタッフと比較して評価しているわけではないと思いますよ」    
,

矯正歯科医院経営「目的とアクションのズレ」

院内には様々なルールが存在しています。このルールがないと組織として機能しなくなります。 例えば、 ・予約時間を5分経過して来院しない患者さんには電話をする。 ・治療が終わった時には感想を書いてもらう。 ・患者を紹介してもらった場合、次回来院時にお礼を言う。 など、考えずに行動できるように仕組み化していきます。   しかし、時間の経過とともに、実行されていないことがでてきます。また、実行されていても「何のために」という目的が薄れてくるものです。   ルールの見直しが必要な3つの理由 ルールの見直しが必要な理由は3つあります。 1. 実行されていないことがないか確認するため 2.実行してきたけれども、必要なくなったものを見直すため 3.目的を再確認するため   どのように見直すか 最低でも1年に1回は見直しをしましょう。やり方は簡単です。すでにチェックリストがあるクリニックであれば、チェックリストを見ながらミーティングをすればいいわけです。 チェックリストがない場合には、以下のステップで見直しをしていきます。   Step.1 フローで分ける 初診の問い合わせから治療が終わるまでのフローを作成します。問い合わせ時、初診時、検査時・・・。   Step.2 リストアップ 各ステップ毎に実行していることをスタッフにリストアップしてもらいます。また、以前は実行していたけども実行しなくなっていることもリストアップしてもらいます。   Step.3 ミーティング リストアップしたリストをもとにミーティングを開催します。そして、何のために行っていることか、スタッフに発表してもらいます。もし、ずれがあればその場で修正をしていきます。   お試し頂ければと思います。    
,

矯正歯科医院経営「聴く」

都心部だけではなく、地方都市でも数件のクリニックで初診カウンセリングを受診して、どこで治療をするか、決めている患者さんが増えてきています。 消費行動としてごく当たり前のことです。高額になればなるほど、比較検討して決める傾向にあります。   基準は何? 患者さんは何を基準として、比較検討されているのでしょうか? ・治療費 ・場所 ・雰囲気 ・治療方針 ・ドクターの人柄 ・他の患者さんの層 ・治療技術 治療費であれば、わざわざクリニックに行かなくても、ホームページ、メールや電話で確認することもできます。クリニック選びの基準は、患者さんによって違ってきます。 その基準を知ることができずにカウンセリングをするのと基準を把握してカウンセリングをするのでは、どちらがスムーズでしょうか。   遠慮はいらない 基準は患者さんしか知りません。その基準を把握するためには、患者さんに聴くしかないです。 「何を基準に矯正治療を始めるクリニックを選んでいますか?」 遠慮はいりません。 ぜひ、聴いてみてください。意外な答えが返ってきますので。  
,

矯正歯科医院経営「意識のズレ」

「入職したときは、良かったけど最近は・・・」スタッフマネジメントがうまく機能しなくなったときに出てくる言葉です。組織が大きくなるとでてくる問題です。 スタッフが変わったのでしょうか?それとも先生が変わったのでしょうか?   うまくいかなくなる要因 うまくいかなくなる要因は、関係性の問題です。小さな組織の場合、成長のスピードも早く、常に変化していきます。例えば、1年前に先生が考えられていたことと、今考えておられることは変わってきていると思います。変わってきていなければ、違う意味でヤバイですが・・・ この先生の変化がスタッフマネジメントを難しくしています。先生とスタッフの意識のズレが発生してきています。   意識のズレを解消する 12月は多くのクリニックで賞与の支給月だと思います。この賞与の支給をうまく活用します。 支給の際にスタッフに聞いてみてください。 「期待されていることは何だと思っている?」と。   そして、自分が期待していることとズレが発生していたら、以下を説明してみてください。 ・入職したときに期待していたこと ・1年前に期待していたこと ・これから1年、期待していること   意識のズレを完全に解消することは難しいかもしれませんが、先生が期待していることは最低でも伝わりますので。