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矯正歯科医院経営「どのような基準で」

  矯正歯科治療をどこで始めるか、医院の比較をされている患者さんが増えてきています。特に都市部であれば、多い人では4〜5件、少ない人でも2〜3件比較検討されています。 しかし、1か月後ぐらいにその患者さんにアプローチしてみると、どこの医院でも治療を開始されていない方もいらっしゃいます。 なぜ、このようなことがおこるのでしょうか?   治療費の比較 治療費だけの比較であれば、ホームページで概算を比較することは可能です。わざわざ初診カウンセリングに足を運ばれるのは、治療費以外の部分を確認したいからです。 では、治療費以外の部分とは何を比較したいと患者さんは考えているのでしょうか?   判断基準 食べログ、価格.comなど口コミサイト、判断基準がないために利用します。そして、その口コミを判断基準の一つにして選択していきます。 矯正歯科治療の場合、ほとんどの方がはじめての治療です。そのため、過去の経験からの判断基準がなく、初診カウンセリングを受診して判断しようと考えます。 しかし、そもそも判断基準が曖昧なため、何件も初診カウンセリングを受けても決めきれない方がいらっしゃします。   判断基準を示す 明確な判断基準をもたない患者には、判断基準を示してあげる必要があります。    
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矯正歯科医院経営「一般歯科からの紹介」

「初診相談数」×「成約率」×「平均単価」=「売上」 一般歯科からの紹介が中心のクリニックであれば、成約率は80%を超えて当然です。一般歯科からの紹介で成約率が80%を超えていない場合には、一般歯科の先生の紹介の仕方に問題があります。 1. 無料だから一度話を聞きに行ってみたら 2.信頼できる矯正専門の先生に紹介できるので、相談に行ってみたら この違いから成約率に違いがでてきます。 もし、80%を超えていない場合は、1.のパターンになっている可能性があります。この場合、先生と一般歯科の先生の間の信頼関係が構築されていないために、このような紹介の仕方になってしまいます。   信頼関係を構築するポイント 紹介して頂く一般歯科の先生が、紹介したくない理由はなんでしょうか?技術でしょうか、それともインセンティブでしょうか。 理由の一つに、紹介した患者さんの矯正治療の進捗状況がわからないということがあります。どのように治療が進んでいるのか、治療の進捗をマメに報告をする、もしくは半年に1回は紹介していただいた一般歯科にメンテナンスに来院してもらうようにする、など患者さんの治療の進捗状況がわかるように心がけます。 信頼関係を構築するポイントは、コミュニケーションの「質」と「回数」です。「質」と「回数」に分けて、現状の見直しができることがないかどうか、考えてみてください。 一般歯科の先生との信頼関係と成約率は比例します!    
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矯正歯科医院経営「スマートフォン」

あけましておめでとうございます、高橋信也です。 本年もよろしくお願いします。 1月12日に矯正歯科医院経営者勉強会、1月14日、15日に矯正歯科医院コーディネーター勉強会の開催をひかえ、トップギアで新年を迎えています!   スマートフォンからのアクセス数の推移 2012年から2014年のアクセス数の推移をみていきたいと思います。 2012年12月・・・desktop(72.97%)mobile(22.44%)tablet(4.58%) 2013年12月・・・desktop(37.38%)mobile(57.54%)tablet(5.08%) 2014年12月・・・desktop(24.32%)mobile(71.37%)tablet(4.31%) 昨年の12月には、スマートフォンからのアクセスが7割を超えてきており、スマートフォンからの検索に対する取り組みは絶対に必要な状況です。初診相談の予約もスマートフォンからの予約が8割を超えているクリニックもありますので。   Googleのモバイル検索 Googleのモバイル検索(スマートフォンでの検索)で、12月中旬から検索結果に、「スマホ対応」という表示がでるようになっています。この表示が検索順位、クリック率等にどのように影響してくるか、まだわかりませんが、対応しておきたいところです。   Googleからは、以下の条件を満たしていれば表示される可能性が高いとアナウンスされています。 ・携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと ・ズームしなくても判読できるテキストを使用していること ・ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること ・目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること   また、以下のアドレスからモバイルフレンドリーテストができますので、試してみてください。 https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/   スマートフォンへの対応がまだのクリニックは対応されることをオススメします!  
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矯正歯科医院経営「聴く」

都心部だけではなく、地方都市でも数件のクリニックで初診カウンセリングを受診して、どこで治療をするか、決めている患者さんが増えてきています。 消費行動としてごく当たり前のことです。高額になればなるほど、比較検討して決める傾向にあります。   基準は何? 患者さんは何を基準として、比較検討されているのでしょうか? ・治療費 ・場所 ・雰囲気 ・治療方針 ・ドクターの人柄 ・他の患者さんの層 ・治療技術 治療費であれば、わざわざクリニックに行かなくても、ホームページ、メールや電話で確認することもできます。クリニック選びの基準は、患者さんによって違ってきます。 その基準を知ることができずにカウンセリングをするのと基準を把握してカウンセリングをするのでは、どちらがスムーズでしょうか。   遠慮はいらない 基準は患者さんしか知りません。その基準を把握するためには、患者さんに聴くしかないです。 「何を基準に矯正治療を始めるクリニックを選んでいますか?」 遠慮はいりません。 ぜひ、聴いてみてください。意外な答えが返ってきますので。  
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矯正歯科医院経営「初診後のフォローアップ」

矯正治療をはじめることは決めていて、どこの医院で治療を始めるか、医院選びをされている患者さんは多くなっています。特に都心部では選択肢が多くあるために、3件以上相談にいっている方もいらっしゃいます。 しかし、3件相談に行っても決めきれずに、矯正歯科治療を開始されていない方もいらっしゃいます。   そのため、初診カウンセリング後のアプローチの設計が必要になります。 ・2週間後に電話をする ・1ヶ月後にハガキを出す ・  3ヶ月後にハガキを出す など、初診カウンセリングの終わり方に応じて設計していきます。   また、すべての返事待ち患者に対してフォローのハガキを出すことも効果があります。弊社クライアント先での実績としては、5%〜10%の方のレスポンスがあります。   年末ということもあり、今年初診カウンセリングを受けられた方で返事待ちになっている方にアプローチしてみてはいかがでしょうか?